【開き止め金具】で食器棚の中身の飛び出しを防ぐ!|備えて安心の便利グッズ

地震対策×転倒防止

「地震対策で何から始めれば良いかわからない」
「食器棚の中身を地震の揺れから守りたい」
「迅速な避難行動するために何をすれば良いのかわからない」

地震の時に一番危険な場所は、台所になります。刃物や陶器のお皿など、落下したり破損したりすると普段は便利な道具が、一瞬で危険なものに変貌するのです。また、自分の目線よりも高いところに調理器具を収納していることが多く、台所は落下によるケガの可能性が高い場所になります。

そうした状況の中、扉の開き止めを使用することで、台所での危険を大幅に減らすことができ、万が一地震が発生しても、大きなケガが発生しないように対策することができます。

この記事では、扉の開き止め金具がなぜ必要なのかを説明した上で、商品の選び方や使い方、メーカー比較や口コミを含めたリサーチ内容を徹底解説いたします。

読み終わった後は、自然と地震への対策をしたくなっているはずです。

この記事はこんな方にオススメ

●地震対策を何から始めれば良いかわからない方
●簡単な地震対策から始めたい方
●地震発生時、台所での危険を減らしたい方
●地震の揺れから、お皿や調理器具を守りたい方
●被災時の避難行動を迅速にしたい方

他の転倒防止グッズが知りたい方

開き止め金具とは?

「開き止め金具」とは、名前の通り、地震などの揺れで扉が勝手に開くことを防止する、防災グッズになります。主に台所で使用されることが多く、お皿や調理器具が棚から落下して破損することを防ぐことができます。地震の揺れを感知して、自動でロックや解除がされるものや、自分で必要なときに手動でロックかけるものなど、様々な商品が販売されています。

なぜ開き止め金具が必要なのか

開き止め金具ななぜ必要?

●もし台所で被災したらどうなる?
●地震の揺れによる破損の被害
●破損による片付けのストレス

もし台所で被災したらどうなる?

地震発生時、一番危険な場所は台所だと言われています。鋭利な刃物が多いことや、お皿のような破損すると、危険に変わるものが多いので、ケガをする確率が高くなるからです。また、自分の目線より高い位置に道具を収納することも珍しくなく、その場合、地震による落下で直接人に当たり、ケガをする場合があります。台所の危険を少しでも減らすために、「開き止め防止」は非常に有効な耐震グッズになります。

地震の揺れによる破損の被害

「開き止め防止」をしていない場合、食器棚や収納BOXの中にある、お皿・調理器具・各種備品などは全て破損する可能性があります。食器棚は倒れて、中にあるお皿は滑り落ちて全て割れ、収納BOX内の調理器具や備品も家具に押しつぶされたり、高所からの落下で破損してしまいます。高価なものを使っているご家庭程、被害総額は大きくなり、復帰費用が大きくかさむのです。

破損による片付けのストレス

地震による破損物の片付けは、被災者にとって大きなストレスになります。地震発生直後で日常とは何もかもが違う状況の中、何かを片付けるという行為は大きな負担になり、被災者を苦しめます。特にお皿は、破損したときに破片が飛散して、どこに行ったか分からず、踏んでケガすることを回避するあまり、片付けも慎重にならざるを得ません。停電が発生する確率も高い為、片付けに神経をすり減らすことになってしまうのです。

開き止め金具の選び方

開き止め金具ななぜ必要?

●自動ロック式
●ワンタッチ式
●手動式

自動ロック式

「開き止め金具」は扉が勝手に開かないように、ロックすることが必要です。このロックを自動でしてくれる商品が自動ロック式になります。仕組みとしては、「開き止め金具」の中にセンサーが組み込まれており、地震の揺れに反応して、本体の爪が受け具に引っかかるように動き、自動でロックを掛けるといった形です。普段、扉を閉めるたびに、毎回ロックをかける必要がないので、手間を感じないことが魅力のポイントです。揺れが収まったら、ロックが自動解除されるため、普段通りに使用することができます。

ワンタッチ式

ワンタッチ式は、扉を閉めるだけで自動でロックがかかる優れものです。仕組みは本体と受けが、凸と凹の関係となっており、扉を閉めるだけで金具同士ががっちり固定されロックがかかります。扉を開くときは、扉を前方へ押し込むと自動で金具同士が離れて、ロック解除となります。自動でロックでき、自動ロック式よりも価格が安い為、人気の商品となっております。

手動式

手動式は、ロックと解除を全て手動でする商品になります。毎回手間はかかりますが、非常に安価で初心者には始めやすい防災グッズになります。また、見た目にもわかりやすいので、取り付けた後の安心感を感じやすいといったメリットがあります。

開き止め金具の取り付け方

「開き止め防止」には様々な種類の商品がありますが、おおよそは、本体と受け具の2つを使用してロックを掛ける場合が多いです。「開き止め防止」本体は、棚や収納BOX側に装着。受け具は扉側に取り付けます。「開き止め防止」本体には爪がついており付属のネジで固定しますので、取り付ける際はプラスドライバーを使用します。

「開き止め防止」にはほかにもワンタッチ型や手動型もありますが、全てネジで固定する形となりますので、プラスドライバーは必需品として準備をお願いします。

開き止め金具の注意点

「開き止め防止」で大事なことは、本体と受け具の装着位置です。本体の爪が受け具に丁度よく引っ掛かるように取り付け箇所を調整しなければなりません。この位置が少しでもずれてしまうと、扉を固定することができず、せっかくの対策も意味をなさなくなりますので注意が必要です。

最近の「開き止め防止」は本体と受け具のズレを発生させないように、取り付け位置のガイドが同封されていることが多いです。また、取り付け位置を決める際に、受け具を本体にくっつけた状態で、裏側に両面テープをつけて、そのまま扉を閉めて仮固定をする方法もあります。

方法は様々ありますが、取り付け位置には慎重に対応することが必要になりますので、覚えておいてください。

開き止め金具のメーカー比較

「開き止め金具」の各メーカーのスペック比較になります。一口に「開き止め金具」といってもタイプが色々ありますので、タイプ別に比較するとわかりやすいです。

エスコ杉田エースムラコシムラコシ
写真
タイプ耐震ラッチ型耐震ラッチ型耐震ラッチ型耐震ラッチ型
ロック方法自動自動自動自動
解除方法自動自動自動自動
本体材質POM樹脂ポリアセタールプラスチックプラスチック
八幡ネジ和気産業ノムラテックノムラテック
写真
タイプワンタッチ型ワンタッチ型手動型手動型
ロック方法自動自動手動手動
解除方法手動手動手動手動
本体材質PPポリアセタールABS樹脂ABS樹脂

【材質の違い】
POM樹脂
高い強度や摩耗性があり、破損する可能性が低い。長期間の開閉動作にもへたりにくく、長寿命。

ポリアセタール
滑りがとても良好で開き止め防止に向いている素材。軽量かつ摩耗性も高い。

プラスチック
低コストで大量生産品。

PP(ポリプロピレン)
弾力があるため、軽度の衝撃には強い。表面に傷がつきやすい。

ABS樹脂
硬さと光沢のバランスが良く、見た目がきれい。衝撃強度が強い。

開き止め金具の口コミ

良い口コミ

ネットで耐震ラッチ式の「開き止め防止」を購入しました。取り付けが難しいと聞いていましたが、説明書と付属のガイドを使用することによって、簡単に取り付けることができました。

悪い口コミ

購入していざ取り付けようと思ったら、家の食器棚がガラス製であったことに気づく。付属のネジは木材にしか使えず、結局処分しました。

開き止め金具以外の地震対策

その他の転倒防止対策

●転倒防止突っ張り棒
●転倒防止プレート
●L型金具
●ベルト止め
●耐震マット
●ガラス飛散防止フィルム

転倒防止突っ張り棒

転倒防止突っ張り棒は、家具の天井とお部屋の天井を突っ張らせて、家具を固定する転倒防止対策です。鉄製の棒で強力に突っ張るので、家具をがっちり固定することができ、地震の揺れに非常に効果的です。また、壁や天井を傷つけずに使用できます。マンションなどの賃貸契約でも安心して使用することができます。

地震対策の定番商品はコレ!

転倒防止プレート

転倒防止プレートは、タンスや食器棚の底部分に挟んで使うグッズです。スロープ状の形をしており、底に差し込むことで家具の重心が壁側に傾き、前方に倒れるのを防ぎます。市販品は1M〜2Mの長さで販売されていることが多く、必要に応じてハサミでカットして使うことができます。

家具の底に挟みこむだけ!

L型固定式

L型固定式は、タンスと壁を固定する転倒防止グッズです。壁や家具との間に挟みこんで両面テープで固定。付属のクッションが、地震の際に揺れを強力に吸収します。壁や家具に負担を掛けずに設置するため、安心して使用できることも魅力の一つです。簡単に設置できて効果が高い分、少し価格が高めになります。

転倒防止対策で一番強力な方法とは?

ベルト止め

ベルト止めは、テレビに使う転倒防止グッズです。テレビと床面をつなぐようにベルトを固定し転倒を防ぎます。テレビにはねじ止め、床面には専用のジェルで貼り付けて固定するため、地震の揺れを吸収し地震に備えます。ベルトに少し余裕があり、対象物を動かしたり、持ち上げたりすることができます。掃除の際に邪魔にならない点がポイントです。

掃除のときに邪魔にならない転倒防止?

耐震マット

耐震マットは対象物の底面に貼って使う転倒防止グッズです。粘着ジェルが、地震の揺れを吸収して家具の転倒や破損を防ぎます。耐震マットは一度貼り付ければ、長期間接着可能です。ほこりや劣化で粘着力が落ちた場合には、水洗いで復活します。

初心者でも簡単対策!

ガラス飛散防止フィルム

ガラス飛散防止フィルムは、ガラスが破損した際に、床への飛び散りを防ぐ対策グッズです。地震の揺れで窓ガラスや食器棚のガラスが割れることがあります。通常であれば、ガラスの破片が床一面に広がり、ケガの原因になったり、行動範囲が狭まったりしますが、このフィルムを貼ることで、ガラスが割れたままフィルムに留まる為、飛び散りを防ぐことができます。

窓ガラスってどうやって対策するの?

まとめ

今回は「開き止め防止」について解説しました。なぜ「開き止め防止」が必要なのか?食器棚や収納BOXの中身を破損から守るため、落下物によるケガから守る為、そして何より台所が一番危険な場所であることを説明しました。停電時の落下物の片付けは非常にストレスとなります。そのような事態を回避するためにも、「開き止め防止」で事前の対策を実施してみてはいかがでしょうか。

地震対策の基本が知りたい!

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