【テレビ】で信頼性のある情報を取得|いつもの番組で安心して視聴できる

地震対策×情報取得

「災害発生時の最適な行動を知りたい?」
「テレビ・ラジオ・スマホと、どの機器から情報を得るのが良いの?」
「SNSの時代にテレビって必要なの?」

インターネットやスマホの進化が目覚ましい現代で、災害情報を得る際にテレビの必要性について、疑問を感じる方も多いと思います。ですが、テレビにはテレビの良さがあり、スマホやラジオでは得ることができないメリットがあります。

今回は、災害情報の取得について、テレビの必要性という観点で解説します。テレビがなぜ必要なのか。スマホ・ラジオと一体何が違うのか?災害情報を得て、我々の家庭に届くまでに、どのような手順を経ているのか、徹底解説いたします。災害時には情報取得方法が少しでも多い方が、自分や家族の身を守ることができます。テレビも主要な情報源として、認識することが必要です。

この記事はこんな方にオススメ

●災害情報をテレビから得るメリットを知りたい方
●テレビとラジオ・スマホの違いを知りたい方
●テレビの必要性を知りたい方
●どのようにしてテレビ局は情報を得ているのか知りたい方

情報収集どれを選べばよい?

テレビ離れのこの時代に、テレビからの地震情報は必要なのか?

インターネットが発達したこの時代に、テレビから災害情報を得ることが必要なのか?と思う方も多いでしょう。しかし、結論はテレビは必要です。ここからは、なぜテレビが必要なのか、3つの観点で説明します。

テレビが必要な理由とは

●高齢者ほどSNSを活用していない
●情報スピードが段違いに早い
●正しい情報を放送する
●情報を大人数で共有できる

高齢者ほどSNSを活用していない

出典:総務省

高齢者の方々は、SNSやインターネットについて、あまり知らない人もまだまだ多いです。そのような方の主な情報源は、やはりテレビということになります。長年、テレビを見る習慣の中から、毎日自然に電源をつけるという人もいるでしょう。高齢者にとって、生活に深く結びついたテレビは、災害時においても、重要な情報源になりうるのです。

情報スピードが段違いに早い

テレビの情報スピードはどれぐらい早いのでしょうか?一番初めに地震に気づくのは、気象庁です。各地にある地震計より地震の発生を確認。得られたデータを分析し、早々に地震の規模と場所を特定します。気象庁はその後、テレビ局・ラジオ局・携帯会社等に情報を送ります。そのため、テレビの情報はインターネットやSNSよりも断然早く、我々に災害情報を届けてくれます。

正しい情報を放送する

テレビの放送は必ず正しい情報を放送します。緊急地震速報の場合は、気象庁の配信内容をそのまま放送。その後の情報に関しても、視聴者を混乱させないよう細心の注意を払いながら、放送します。一方、SNSやインターネットはデマや誤情報が混ざる可能性もあり、正しいかどうかを見極めながら情報を得る形となります。そのため、簡単に信用するわけにはいかず、迅速な行動がとれなくってしまいます。災害発生の際は、テレビからの信頼できる情報を頼りにしましょう。

情報を大人数で共有できる

テレビの利点は、みんなで視聴できる点です。例えば、商業施設や料理店など、テレビを配置している場所であれば、その場にいる全員が災害情報を一緒に認識できます。そのため、その後の避難においても、全員が同じ認識で行動できる為、混乱が起きにくいです。家庭の場合でも、リビングのテレビ一つで、家族全員の状況を一つに認識することができるため、同じ危機感を持って対策を取ることができます。

テレビの地震速報はどのようにして伝達されるのか

★テレビの地震速報が私たちの家庭に届くまで、どのような手順をたどっていくのか説明します。だからテレビの情報スピードは速いのです。

地震情報が我々の元に届くまで、どのような経路をたどっているかご存じでしょうか?緊急地震速報のすぐ後に地震が発生する。この間のコンマ数秒を確保するために、日々進歩を重ねているのです。

テレビが地震速報するまでの流れとは

●地震の揺れは2種類ある?
●気象庁の分析結果を各メディアへ共有
●テレビ局は気象庁の情報を視聴者へ

地震の揺れは2種類ある?

地震の揺れには、P波とS波の2種類があります。P波はスピードが速く、秒速6~7km程で微弱な揺れを発生させます。一方、S波はスピードが少し遅く、秒速3~4kmでいわゆる地震の大きな揺れになります。このP波とS波のタイムラグの間に、情報を届けることで、大きな地震の揺れから自分の身を守れる時間を確保することができるのです。

気象庁の分析結果を各メディアへ共有

気象庁は全国の約1700か所に地震計というものを設置しています。この地震計がP波を感知したところで、気象庁に情報を送信します。この情報を元に、地震の場所、規模、発生時間を一瞬で計測し、各メディアへ情報を共有します。地震が首都直下型などの陸地の下で発生すると、P波を計測する前にS波が到着してしまい、緊急地震速報の前に地震が発生する場合もあります。

テレビ局は気象庁の情報を視聴者へ

テレビ局は気象庁の配信した信号をキャッチして、地震情報を視聴者へ共有します。今まで見ていた番組に緊急地震速報や日本地図の被害想定が表れて、視聴者に危険が迫っていることを知らせます。視聴者はその情報を見て、机の下に入ったり、体をかがめたりして自分の身を守ります。その後、地震が発生というような流れになります。

テレビの地震速報はここを見て 時間経過による放送内容の変化

★テレビの放送内容は、時間の経過によって変化します。なので、情報取得は常に行わなければならないのです。テレビの中には貴重な情報がたくさん入っています。

テレビはこんな情報を放送します

●緊急地震速報【地震発生前】
●被害状況の共有 【地震発生後~数日】
●復旧状況の案内 【1週間後~】

緊急地震速報【地震発生前】

緊急地震速報とは、地震発生前に地震を知らせる緊急案内になります。テレビ視聴者が今まで見ていた画面に覆いかぶさるように、身の安全を確保してくださいの文言と日本地図による被害状況の想定が映し出されます。視聴者はそれを見て、危険が迫っていることを認識し、地震に身構えた行動をとれるようになります。津波の危険性がある場合は、揺れが落ち着いたタイミングで迅速な避難行動が必要になります。

被害状況の共有 【地震発生後~数日】

地震発生後より、各団体から被害状況がテレビ局へ共有されます。例えば、住宅や高速道路等の破損・火事の状況は警察庁や消防庁から送られます。また、避難所の開設情報や支援物資の不足状況は各県庁から情報共有があります。また、避難者が一番気になるライフラインの断絶状況に関しては、電力会社やガス・水道の会社から直接テレビ局へ情報が伝達されます。その他にも、テレビ局の所属の記者やカメラマンが現地へ赴き、実際の避難状況を確認したものを報道します。

復旧状況の案内 【1週間後~】

地震の規模にもよりますが、1週間で復旧の目処がたつ場合もあります。テレビでも、ライフラインの復旧の案内を放送したり、避難所から自宅へ帰る様子等、回復に向かう内容を報道したりします。これらの状況も各団体や専属の記者がテレビ局へ情報共有をおこない成り立っています。

テレビの地震速報の注意点

★テレビから地震情報を得る場合は下記内容に気をつけましょう。

テレビで災害情報を取得する時の注意点

●緊急警戒放送があったときは、迅速な避難が必要
●テレビでYouTubeやNetflixを見ていると気づかない
●地域の情報はテレビでは取得しずらい

緊急警戒放送があったときは、迅速な避難が必要

緊急警戒放送とは、住民に危険が迫っており、すぐにその場から避難しなければならない場合などに、配信するテレビ放送になります。この緊急警戒放送のすごいところは、テレビのコンセントが抜けていなければ、電源OFFの状態であっても強制的にONにすることができます。そのため、深夜であっても遠隔でテレビをつけることができ、住民に危険を知らせることができます。実際、2011年の東日本大震災の時に放送され、多くの人に津波の危険が迫っていることを知らせることができました。

テレビでYouTubeやNetflixを見ていると気づかない

緊急地震速報は、あくまで地上波を見ている人に放送されるものであって、テレビでYouTubeやNetflixを見ている場合は、表示されません。そのため、スマホやラジオなど、他の媒体で情報を得る必要がありますので、注意しましょう。

地域の情報はテレビでは取得しずらい

地域の災害情報や避難所の状況はテレビでは取得しずらい為、各自治体のHPや自治体が運営している防災アプリを使用しましょう。テレビは多くの人に情報共有ができる機器になります。一方で、地域の情報に関しては、まかないきれない部分があります。取得したい内容に応じた情報入手の手段をとりましょう。

テレビ以外の情報の取得方法とは

地震の情報を得る方法は一つではありません。それぞれの特徴を理解し、状況に応じて使い分けることが大切です。ここでは代表的な7つの方法のメリットと注意点を解説します。

地震の情報取得方法7選

●【スマホでプッシュ通知】防災アプリ
●【停電時でも心強い】ラジオ
●【映像で状況把握】テレビ
●【揺れの直前に察知】緊急地震速報
●【情報の速さと拡散力】SNS
●【地域密着の情報】防災行政無線
●【電話がつながらない時に】災害用伝言ダイヤル(171)

【スマホでプッシュ通知】防災アプリ

今や最も身近な防災ツールの一つです。スマホにインストールしておくだけで、様々な情報を自動で知らせてくれます。

  • メリット:緊急地震速報や避難勧告などをプッシュ通知で知らせてくれるため、情報を見逃しにくいのが最大の強みです。現在地だけでなく、実家など離れた場所の地域も登録できるアプリもあり、家族の安否を気遣う上でも非常に役立ちます。
  • 注意点:スマートフォンが充電切れや圏外になると使えません。また、多くの情報が通知されるため、本当に重要な情報が埋もれてしまわないよう、通知設定を自分用にカスタマイズしておくことがポイントです。
防災アプリで緊急時の備えに!?

【停電時でも心強い】ラジオ

昔ながらの方法ですが、災害時には絶大な信頼性を発揮します。特に停電時には最強の情報源となります。

  • メリット:乾電池や手回し充電で動くタイプなら、停電していても情報を得ることができます。音声だけのシンプルな情報なので、聞きながらでも家の片付けなどができる点も便利です。消費電力が少ないため、長時間使えるのも大きなメリットです。
  • 注意点:音声のみなので、地図や映像といった視覚的な情報を得ることはできません。また、普段からラジオを聞く習慣がないと、いざという時に地域の放送局の周波数がわからず慌ててしまうことも。あらかじめ主要なラジオ局の周波数をメモして貼っておくと安心です。
今の時代にこれが大活躍!?

【映像で状況把握】テレビ

災害時の被害状況などを最もリアルに伝えてくれるメディアです。

  • メリット:津波の様子や火災の状況など、被害の規模や切迫性を映像で直感的に理解できるのが最大の強みです。専門家の解説を交えて、多角的な情報を得られるのもテレビならではの良さです。
  • 注意点:停電すると見ることができません。また、一方的に流れてくる情報なので、自分の知りたい情報をすぐに入手するのが難しい場合があります。地域情報をすぐに取得したい場合は、ほかのツールの使用が必要です。
一家に一台で情報収集の定番!?

【揺れの直前に察知】緊急地震速報

大きな揺れが来る数秒〜数十秒前に、テレビやスマホから独特の警告音で知らせてくれる速報です。

  • メリット大きな揺れの到達前に身を守る行動をとる時間を与えてくれる、まさに命を守るための情報です。この数秒で、机の下に隠れたり、火元から離れたりすることができます。
  • 注意点:震源地に近い場所では、速報が揺れに間に合わないことがあります。また、予測震度と実際の揺れには多少の誤差が生じることも。速報が鳴ったら「揺れが来る!」と即座に行動する習慣をつけることが大切です。
スマホから大音量の緊急通知!?

【情報の速さと拡散力】SNS

SNSは、情報の速さと拡散力に優れています。

  • メリット現場にいる人からのリアルタイムな情報(例:「近所の〇〇川が氾濫しそう」)が非常に速く手に入ることがあります。また、友人や知人の安否確認にも役立ちます。
  • 注意点:デマや不正確な情報が最も拡散されやすいメディアでもあります。発信元が誰なのか(公的機関か、個人か)を必ず確認し、他の信頼できる情報と見比べる「裏取り」が不可欠です。
最新情報を得るにはやっぱりコレ!?

【地域密着の情報】防災行政無線

市町村が設置している屋外スピーカーから、住民へ直接呼びかける情報伝達手段です。

  • メリット:避難指示や避難所の開設情報など、その地域に住む人にとって最も重要な情報を伝えてくれます。スマホを持たない高齢者など、情報弱者にも情報を届けられる大切な手段です。
  • 注意点:雨や風が強いと音声が聞き取りにくいことがあります。また、家の中にいると聞こえないことも。最近では、防災行政無線の内容を電話で確認できる「テレホンサービス」や、メールで配信してくれる自治体も増えているので、確認しておくと良いでしょう。
情報収集の最後の手段!?

【電話がつながらない時に】災害用伝言ダイヤル(171)

災害時は安否確認の電話が殺到し、電話回線がパンク状態になります。そんな時に声の伝言板として機能します。

  • メリット:電話が直接つながらなくても、「171」をダイヤルし、音声メッセージを録音・再生することができます。家族が無事かどうか、どこにいるのかを声で確認できる安心感は非常に大きいです。
  • 注意点:サービスの存在を知らないと使えません。家族全員で使い方を共有しておくことが不可欠です。毎月1日と15日などに体験利用ができるので、一度練習しておくことをおすすめします。
通信が遮断された場合はコレ!?

まとめ

今回は、テレビによる災害情報の取得方法について解説しました。SNSやインターネットが発展してきたとはいえ、災害情報を得るには、テレビはまだまだ必要な媒体です。正確で迅速なテレビの情報を確認して頂き、適切な避難行動を心掛ける必要があります。ご自身やご家族の安全のためにも、テレビをうまく活用してください。

地震対策の基本が知りたい!

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